今年の初めから8年ぶりにハンドボールを再開し早4カ月。
やっと自分らしい動きが出てくるようになったみたいです。
「初めてみた時と比べて良くなったな!」
ってお褒めの言葉をいただきました。
でも、
初日は本当に酷かった・・・
・肩痛めて投げられない。
・走ったら血吐きそうになるくらい体力落ちてるし。
それと比べたら今は動けてます。
おっちゃん頑張ってます‼
こちらの記事にも書かせていただきましたが、
ハンドの練習して肩を壊しました。
そして、
足も痛めました。
ジャンプできなくなったのです。
最初は、
ジャンプが出来なくなった理由が、痛みによるものだと自分ではわかっていませんでした。
個人トレーニングでジャンプシュートのモーションを行ったり、垂直跳びなどをしていたのですが全く跳べない・・・
なんでかな???
ただ単に加齢に伴う身体機能の低下かな?
なんて思っていました。
違いました!
急激なトレーニングの影響によるオーバーユースに陥っていたのです。
たいしたトレーニングはしていないのですが・・・(涙)
オーバーユースとは、
スポーツ選手が怪我をする一番多い原因です。
オーバーユース=使い過ぎによる負傷
学生などに多いのですが、
身体を休めることなくスポーツに打ち込んでしまい、筋疲労が溜まり筋・筋膜に反復性の損傷が起こります。
このような発生機序で怪我が起こるのです。
私もジャンプ力を復活させよう!
と気合い入れてジャンプの反復練習をしていた影響が出てしまったのでしょう。
では、
どこを痛めたのか。
ケガの治療にはどこを痛めたのかを知る必要があります。
重要なポイントです。
ジャンプやダッシュを繰り返し行うことで、負担がかかる筋肉の代表的な箇所はふくらはぎの筋肉です。
腓腹筋やヒラメ筋です。
これらの筋肉はご存知の方も多いかと思います。
こむら返りになったり、
肉離れになったり、
シンスプリントなどもヒラメ筋筋膜の損傷です。
腓腹筋やヒラメ筋はプルプルと柔らかい質のいい筋肉にすることが非常に大切です。
筋肉が力を発するときに必要なことは、
伸びて縮むことです。
たまにバッキバキに硬い筋肉を自慢してくる人がいますが、それは全く使えない筋肉です。
ムダ筋です。
力を抜いているときには柔らかく、
力を入れた時には硬くなるような、
変化の大きい筋肉が質のいい筋肉なのです。
足を痛めた時はこれらの筋肉の質がどのような状況なのか確認してください。
ほとんどの方がバッキバキに硬くなっているはずです。
腓腹筋やヒラメ筋は非常に大切なのですが、
私が一番重要視しているポイントは違うところにあります。
実は・・・ココです ↓
ドコ???
ですよね。
青色に塗られている、
短拇趾屈筋です。
ちっちゃい、ちっちゃい筋肉なのですが、ジャンプやダッシュなどスポーツに関する動きで重要な役割をします。
役割というよりは、短拇趾屈筋が調子悪くなってしまうと、足の動きをむっちゃ邪魔してきます!
足で大切な動きのひとつに、
バネ動作があります。
画像をよく見ていただければわかるのですが、
足の裏にバネが描かれています。
体重が上からかかることで、
三角形になった足の骨が下に広がり、
足底のバネが発揮できるのです。
この一連の動作によって、
ジャンプが出来たり、
ダッシュできるようになるのです。
短拇趾屈筋というちっちゃい筋肉が固まって、
伸び縮みしなくなりバネが効かなくなってしまうと、
ジャンプ力の低下や足が遅くなってしまいます。
スポーツ選手には致命傷です。
ほんの小さな筋肉も逃さずケアすることで、
足のケガの予防になったり運動能力が上がります。
有名な筋肉だけでなく、
短拇趾屈筋というマイナーな筋肉にも注目してあげてください。
そして、
ケアは簡単です!
筋肉を掴むように押さえてあげればオッケー‼
しっかりとつかむことが出来れば、
筋肉に対して平行に動かすことで筋膜リリースが出来ますので効果もグッと上がります。
下の画像をよく見て、
短拇趾屈筋という筋肉を掴めるように練習してください。
セルフケアできるようになれば、
足のケガもかなり減ってきますよ!
短拇趾屈筋を弛めて、
足のバネを復活させる‼
これが足のケガを予防するための大切なポイントです。
しっかりと筋肉を掴めるようになれば、
ズンッと刺激が入ります。
ちゃんと筋肉を刺激できるかは練習が必要ですがコツを掴んでください。
ジャンプで足が痛くなる人は必ず短拇趾屈筋をセルフケア出来るようにしましょう!