腰痛は生活習慣病のひとつである。日々の努力が予防になります。

寒くなってきましたね。

雨も台風も嫌です。

そして、
寒くなると整骨院の流れも変わってきます。

痛みの強くなる方が増えてきます。

毎年のように皆様にお伝えしているのですが、急に寒くなるとぎっくり腰が急増します!
寒さで体が硬くなり、無理な動きをするとギクッと・・・

気をつけてくださいね。

 

腰痛は生活習慣で起こる?

多くの方が腰の痛みに悩まされていると思います。

ぎっくり腰や慢性的に腰が痛む方など様々ですが、原因はいったい何でしょうか?

腰痛が起こる時はたくさんの要因が影響して引き起こされるのですが、原因のひとつに生活習慣(日々の姿勢など)があげられます。

 

身体の中心に位置しており要となる部位の腰。

 

座っている時の不良姿勢や無理な体勢での作業など、日々の生活で負担がかかっています。

腰にかかる負担を減らすには、姿勢を正すことが重要になります。

クセや好きな体勢などがあると思いますが、テレビを見る時の座る位置など細かいことにも気を付けることで姿勢は大きく改善します。

 

生活習慣病とは

その名の通り、生活習慣が原因で発症する疾患のことです。偏った食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒、過度のストレスなど、好ましくない習慣や環境が積み重なると発症のリスクが高くなります。

生活習慣病には、高血圧、脂質異常症、糖尿病などがありますが、これらは自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行し、脳や心臓、血管などにダメージを与えていきます。その結果、ある日突然、狭心症や心筋梗塞、脳卒中など、命に関わる恐ろしい疾患を引き起こすことがあります。そのため、生活習慣病は“サイレントキラー”と呼ばれています。

いうまでもなく、心筋梗塞などが起こってからでは手遅れです。高血圧、脂質異常症などと診断されたら、たとえ症状がなくても、食事や運動など生活習慣を見直し、治療に前向きに取り組むことで、これらの恐ろしい疾患の予防に努めることが重要です。

引用:ファイザー株式会社

  • 糖尿病
  • 脳血管障害
  • 心臓病
  • 高血圧

などが生活習慣病で引き起こされる病気の種類ではないでしょうか。

腰痛や関節痛も運動不足などで引き起こされる疾患と言えるので生活習慣病のひとつに入れてもいいと思います。

 

腰痛の改善方法(生活習慣から変える)

腰の痛みを日々の生活習慣を変えることで改善できることをお伝えします。

  1. 姿勢(静的・動的)
  2. 適度な運動
  3. 重心の位置

これらが重要になってくると思います。

生活習慣を改善させていく必要があるので難しいことはやめましょう!

すぐにやらなくなります。
(ほとんどの方が三日坊主です。)

 

姿勢(静的・動的)

身体を健康にしていくための基本中の基本です。

腰で言えば、
不良姿勢やアンバランスな姿勢をしていることで局所的に負担がかかり痛めてしまうことがあります。

静的な姿勢とは座位や立位での姿勢で一番気をつけやすいと思います。

動的な姿勢とは、歩き方や作業姿勢です。

この動的な姿勢にも気を付けることが出来ると体の基本が出来上がります。

無駄な力を使わない動きが出来たり、
作業中の身体に対する負担が少なくなったり。

無理なく長く続けていくことも重要ですので疲れたら休むことも大切です!
がんばって姿勢を良くしているとしんどくなるので挫折してしまいます。

 

適度な運動

現代人は運動不足であると言われています。

実際に運動する機会が減っているでしょう。
自分で積極的に運動を試みなければ動く量は昔に比べて大幅に減っています。

何かしら動くことを生活の一部に組み込むことが一番重要かと思います。

  • 趣味でマラソンを始めてみる。
  • 普段使っている駅のひとつ先の駅を使ってみる。
  • 自転車を使っていたのを歩くようにする。
  • 外に出る。
  • とりあえず足を動かす。

普段動いていない方が運動を日常生活に組み込むことは結構ハードルが高く感じるかと思います。

難しく考えないでください。

少しでも動くことを意識付けることからでいいです。

継続することが大切ですので。

 

重心の位置

重心は非常に大切です。

これは意識するだけで改善できますので、
生活習慣に組み込んでいただきたいです。

重心の位置を知る

画像のように身体の中心を一本の軸が通っている意識を持つことから始めてください。

つま先荷重にするのではなく、
踵に頭が乗っかるようなイメージで。

筋力で踏ん張るのではなく、
骨で立てるように極力余計な力が入らないようにしてください。

言葉にすると難しく感じますが、
身体の声を聞いて局所にかかる負担を減らしていってください。

これは立っている時だけでなく、
作業中
運動時
リラックス中
どんな時でも重心を軽く意識できるようになれば達人です。

生活習慣に「意識のトレーニング」を取り入れてください。

 

終わりに

腰痛は生活習慣病のひとつである。

ということでお伝えしていましたが、生活習慣は身体の痛みすべてに大切なことです。

健康的な身体づくりをしていきたいと考えている方は是非とも実践してください。

生活習慣を変える必要があるので継続しなければ意味がありません。

簡単に実践できることを中心にご説明してきましたので、日々の習慣にしてください。

痛みが出る前に対処することが一番です!

予防をしましょう。
少しの努力は必要ですが、生活習慣を変えると身体は変わります。